Game Changers Seminars
Game Changer セミナー
人間の健康とそれを支える社会の健康を学び、俯瞰的な視点を身につけていく。
Game Changer セミナー 開催一覧
※アーカイブ映像はこちら。
住民主体の街づくりに関心のある方必見! コミュニティデザインを通じて、人口減少社会での街づくりを学ぶ60分
都市計画とコミュニティデザインは、街づくりにおいて重要な要素です。
ただ都市計画を導入するだけでは、地域社会の真の発展にはつながりません。
大切なのは、その街らしい暮らしづくり。 だからこそ、住民が主体となる必要があります。
本セミナーでは、川越市や、高松丸亀町など、様々な街づくりの実績を持つ、都市計画家の西郷真理子さんをお迎えして、住民主体の街づくりを考えていく上での要諦について、伺っていきます。
▼ こんな方にオススメ ▼
・地域ブランディングに興味がある方
・コンパクトシティと地域コミュニティのデザインに関心がある方
・川越、高松丸亀町、長浜などの地方再生の事例が知りたい方
100歳も活躍する街づくりシリーズ#4「地域社会をデザインする視点」WHGCセミナー
◾️ 〈開催概要〉
名 称: WHGCセミナー
テーマ: 「地域社会をデザインする視点」
主 催: アライアンス・フォーラム財団
日 時: 2024年 7月24日(水) 12:00〜13:00
参加費: 無料
配 信: Zoomウェビナー
締 切: 7月24日(水) 11:00 受付終了
本セミナーは、地域社会をデザインしていく上での視点として、
・合意形成のスキーム
・事業開発のスキーム
・具体的な事例をもとにした取り組みのポイント
について学んでいきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
▼ 登壇者プロフィール ▼
西郷真理子(さいごう まりこ)
都市計画家/株式会社まちづくりカンパニーシープネットワーク代表
東京大学まちづくり大学院非常勤講師
一級建築士、認定都市プランナー、土地建物主任士、一般社団法人日本医食同源研究所理事、住民主体のまちづくりを支援する専門家。
高松丸亀町商店街再開発事業、長浜まちづくり、川越蔵造り町並み、復興まちづくりとして石巻などの支援をしている。
2008年 日本都市計画学会賞石川賞受賞
2009年 アジア国際都市開発総合賞受賞
2010年 ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010大賞受賞
2011年 カンヌ国際都市開発未来プロジェクト最優秀賞受賞(MIPIM Awards 2011)
2011年 東日本大震災復興構想会議専門委員会委員
2011年10月 NHK教育テレビ『仕事学のすすめ』10月出演(テキスト刊)
2012年 「世界で活躍し日本を発信する日本人2012」内閣府国家戦略室選出 NHK東北発未来塾、復興サポートなどに出演
100歳も活躍できる街づくりに向けて。 ぜひセミナーにご参加いただき、ご意見をお聞かせください🎤
人生100年時代。
加齢とともに衰える能力もありますが、逆に高まっていく能力もあります。
そして人によってもその差はさまざまなので、一概に年齢では語りにくい。
つまり、私たち一人ひとりがいかにして自分自身のライフデザイン・人生設計をし続けるかが問われています。
平均寿命ではなく、健康寿命の延伸が課題としてあげられます。
これからの時代、大切なのは「貢献寿命」の延伸と提言されているのが、東京大学 名誉教授の秋山 弘子さんです。
今回のWHGCセミナーでは、秋山 弘子さんをお迎えし、全員参加・生涯現役をテーマにした、これからの長寿社会における街づくりの取り組みについて、お話をいただきます。
定年後はもはや余生ではなく、人生100年の中でのセカンドライフであること。
そのためには、どの年齢においても、その時に持ってる能力を最大限に活用して活躍できる街づくりが必要です。
そうした街づくりに向けた、リビングラボの取り組みや、産官学民の協働のあり方についてお伺いしていきます。
🔍 セミナー内容:
⚫ 長寿社会の課題(個人・社会・産業界)
⚫ 生涯現役社会の実現に向けて(貢献寿命)
⚫ 産官学民が協働したまちづくり(リビングラボ)
👩🏫 講師紹介:
秋山 弘子 氏
東京大学未来ビジョン研究センター客員教授
東京大学高齢社会総合研究機構客員教授
東京大学名誉教授
イリノイ大学Ph.D、米国の国立老化研究機構フェロー、ミシガン大学社会科学総合研究所研究教授、東京大学大学院教授(社会心理学)、東京大学高齢社会総合研究機構特任教授、日本学術会議副会長などを歴任後に2020年から現職。
専門はジェロントロジー(老年学)。
高齢者の健康や経済、人間関係の加齢に伴う変化を30年にわたり全国高齢者調査で追跡研究。近年は長寿社会のまちづくりや産官学民協働のリビングラボに取り組む。人生100年時代にふさわしい生き方と社会のあり方を追求。
主な著書:『しあわせの高齢者学 「古稀式」という試み 1』『高齢社会のアクションリサーチ 新たなコミュニティ創りをめざして』『新老年学』
100歳も活躍できる街づくりに向けて。 ぜひセミナーにご参加いただき、ご意見をお聞かせください🎤
日本が2022年に国連から障がい者権利に関して勧告を受けたことをご存知でしょうか?
知的障がいのある人たちの生活様式が固定化されているなどの指摘を踏まえ、今年4月には障害者差別解消法の改正があり、「合理的配慮の提供」が義務化されました。
企業においても、教育の場でも、地域社会においても、障がいのある・ないに関わらない、新たな仕組みづくりが始まろうとしています。
そこで、今回のWHGCセミナーでは、福祉社会デザインの専門家である志村健一さん(東洋大学 教授)をお迎えします。
障がいのある子とない子がともに学ぶ「インクルーシブ教育」をはじめ、分身ロボットや、IoTを使った遊びの拡張など。
障がいの有無を超えて、つながりが実感でき、認め合い、支え合う社会に向けた最新の取り組みについて、お伺いしていきます。
🔍 セミナー内容:
⚫ 目指すべき福祉社会とは
⚫ 具体例:分身ロボット/ オンラインボッチャ
⚫ 障害者差別解消法の改正に始まる動きについて
🧑🏫 講師紹介:
志村健一 氏
東洋大学福祉社会デザイン学部教授 兼 福祉社会開発研究センター センター長。
大学卒業後渡米し、ウィスコンシン大学ラクロス校大学院修士課程修了、フィールディング大学院大学にて博士課程修了(教育学博士)。
1990年スペシャルオリンピックスの活動に参加し、以来障がいのある人たちの社会参加を支援。
人と人がつながり、認め、支え合うことに価値があるとして、そのための仕組み作り、ソーシャルワークの研究と教育に従事しつつ、民間企業、行政の調査等にも参画している。
主な著書:『ソーシャルワーク・リサーチの方法』『障害のある人の支援と社会福祉: 障害者福祉入門』
〈開催概要〉
名 称: WHGCセミナー
テーマ: 「福祉社会をデザインする〜 ICTで促進する障害者の社会参加〜」
主 催: アライアンス・フォーラム財団
日 時: 2024年 6月26日(水) 12:00〜13:00
参加費: 無料
配 信: Zoomウェビナー
締 切: 6月26日(水) 11:00 受付終了
100歳も活躍できる街づくりに向けて。
ぜひセミナーにご参加いただき、ご意見をお聞かせください🎤
どんな街が理想的なのでしょうか?
その理想を描くのは誰なのでしょうか?
今回のWHGCセミナーでは、デザイン思考やインタラクション・デザインなどで著名な奥出直人さんをお迎えし、奥出さんが今、手がけている福岡県糸島市での「SVIまちづくり構想」についてお聞きします!
住民🏡がもっと参加しやすく、さらに若い世代から高齢者までもがその計画に関わりたくなる街づくり。そのプロジェクトの実現には、デザイン思考に加えて、生成AIの力が必要とのこと。
糸島市に拠点を持ち、実際に生活しながら地域コミュニティとともに、先端的な取り組み真っ最中の街づくりプロジェクトについて触れるチャンスです🎣
🔍 セミナー内容(50分):
⚫︎ デザイン思考を活用した街づくり
⚫︎ 生成AIが可能にした新たなフレームワーク
⚫︎ 糸島市の市民が参加してくる仕掛け
🧑🏫 講師紹介:
奥出直人 氏
1972年慶應義塾高等学校卒業。
1978年慶應義塾大学 文学部社会学科卒業。
1981年同大学院社会学研究科修士課程修了。
1986年ジョージ・ワシントン大学大学院アメリカ研究学科博士課程修了。(Ph.D)
1990年慶應義塾大学環境情報学部助教授、1998年教授。
2008年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。
2019年慶應義塾大学名誉教授。
2023年慶應義塾大学AIC特任教授。
主な著書:『デザイン思考と経営戦略』『デザイン思考の道具箱』
〈開催概要〉
名 称: WHGCセミナー
テーマ: 「デザイン思考 生成AIでつくる糸島のみらい」
主 催: アライアンス・フォーラム財団
日 時: 2024年 6月12日(水) 12:00〜13:00
参加費: 無料
配 信: Zoomウェビナー
締 切: 6月12日(水) 11:00 受付終了
この機会にぜひ、最新の技術とデザイン思考を融合させた街づくりの未来を体感してみませんか?
セミナーへのご参加をお待ちしております🌟
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
「日本の安全保障を考える」セミナーシリーズ。
最終回のテーマは 「食料の自給率」です。
独自の統計データで、世界の食料自給率を研究している、愛知大学 名誉教授の高橋 五郎さんを講師にお迎えします。
・世界で8億トンの食料が不足?
・先進国の自給率が低い理由とは?
・東京都の食料自給率とは?
人間が1日に摂取しないといけないカロリーベースで、食料の自給率を考えるべきであると提言する高橋さんに、食料の最大の輸入国である中国との関係にも触れてもらいながら、日本の食料自給率を高めていくための方向性について、お伺いしていきます。
特に「有事」に備えて、考えておくべき点についても、お話をいただきます。
ぜひご参加ください!
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
「日本の安全保障を考える」セミナー。
第3弾は 「サイバーセキュリティ」です。
といっても、情報システムやDXといった話ではありません。
経済の安全保障から考えたサイバーセキュリティのあり方、について考えていきましょう。
内閣府や経産省でサイバーセキュリティ分野に長く携わられてきた、三角 育生さんを講師にお迎えします。
日本のサイバーセキュリティはいまどうなっているのか?
世界が大きく揺れる時代に求められる制度設計とは?
ぜひ一緒に考えていきましょう!
※本セミナーのアーカイブ動画の公開は終了しました。
2024年は、「安全保障」を考えるところからスタートしていきます。
ロシアがウクライナに侵攻して、まもなく2年。
紛争が起きると、世界全体のシステムに影響が起きることを実感する日々ではないでしょうか?
そこで、「外交」 「食料」「情報セキュリティ」 の面から、日本の安全保障を考えていくセミナーをシリーズで開催いたします。
第1弾は 「外交」です。
元、国家安全保障局長で、新聞や雑誌にも多くの論説を寄せている、兼原 信克さんをお迎えします。
国の安全とはそもそも何か?
国の安全を守るために必要な考え方や行動とは?
など、ニュースだけでは掴みきれない、外交と安全保障の本質について、お伺いしていきます。
ぜひ一緒に考えていきましょう!
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)は、会社の未来を牽引していく、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できるゲームチェンジャー人材の創出を目的とした会員制フォーラムです。
社会課題を大局的に理解し、その課題の本質を自ら考えていくために、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
12月のテーマは「少子化」です!
第2弾として、京都大学 大学院人間・環境学研究科 教授の柴田 悠さんにご登場いただきます。
日本だけではなく、先進国の出生率はほぼ低下の一途を辿っています。
「少子化」が進む社会的な要因について、統計的に分析・研究されている柴田さんに、少子化対策の「本質」について伺っていきます。
高学歴化、育児コストの上昇、価値観多様化、といった主要因が挙げられる中、少子化対策のカギは「働き方の柔軟化」にある!と提言。
どんな施策が少子化対策となるのか?
そして、国や自治体任せではなく、自分たちだからできることは何か?を一緒に考えていきましょう。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
柴田 悠 氏
京都大学 大学院 人間・環境学研究科 教授
【プロフィール】
1978年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後 期課程修了。
日本学術振興会特別研究員PD、同志社大学政策学部任期付准教授、立命館大学産業社会学部准教授を経て現職。
専門:社会学、社会保障論、幸福論。
【主な著書】
『子育て支援が日本を救う――政策効果の統計分析』(勁草書房、2016年、社会政策学会学会賞受賞)
『子育て支援と経済成長』(朝日新書、2017年)など多数。
※セミナーのアーカイブ配信は終了しました。
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)は、会社の未来を牽引していく、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できるゲームチェンジャー人材の創出を目的とした会員制フォーラムです。
社会課題を大局的に理解し、その課題の本質を自ら考えていくために、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
12月のテーマは「少子化」です!
第1弾として、立命館大学 産業社会学部 教授の筒井 淳也さんにご登場いただきます。
「少子化問題」と言われますが、いったい何が「問題」でしょうか?
少子化対策と、子育て支援策とは、対象者も異なるのですが、メディア報道もあり、子育て支援の方に頭が傾きがちだったりします。
そこで、少子化問題の「問題」とは何か?
俯瞰的に理解していくところから、始めていきましょう。
そして、国や自治体任せではなく、自分たちだからできることは何か?を一緒に考えていきましょう。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
筒井 淳也 氏
立命館大学 産業社会学部 教授
【プロフィール】
日本の社会学者。専門は計量社会学、家族社会学。
トロント大学社会学部客員教授等を経て、立命館大学産業社会学部教授。
「こども政策の強化に関する関係府省会議」を始め、内閣府男女共同参画局の有識者会議などにも多数歴任。
【主な著書】
『仕事と家族』(中公新書、不動産協会賞受賞)
『結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~』(光文社新書)
『社会を知るためには』(ちくまプリマー新書)
『社会学:非サイエンス的な知の居場所』(岩波書店)
『数字のセンスを磨く』(光文社新書)など多数。
セミナーアーカイブ映像の配信は終了しました
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)では、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できる人材創出に向け、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
今回のテーマは「仕掛学」!
大阪大学大学院 経済学研究科 教授の松村 真宏さんにご登場いただきます。
理屈では正しいこととわかっていても、なかなかその通りに行動できないのが人間ですよね。
そこで、身の回りにある困りごとに対して、人々を巻き込み、解決に向けて動いてもらうのが、仕掛学です。
キーワードは「つい」!
会社でも、そして家庭でも、活用できるヒントが満載。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
松村 真宏 (まつむら なおひろ)氏
大阪大学大学院 経済学研究科 教授
【略歴】
1998年大阪大学基礎工学部卒業。2003年東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。
東京大学大学院情報理工学研究科ポスドク、大阪大学大学院経済学研究科講師、准教授を経て2017年教授。
2004年イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、2012年〜2013年スタンフォード大学客員研究員。
「仕掛学」を創始し、仕掛学の研究・実装・普及に従事。
【主な著書】
『仕掛学』(東洋経済新報社)
『人を動かす「仕掛け」』(PHP研究所)
『しかけは世界を変える!!』(徳間書店)
『Shikake: The Japanese Art of Shaping Behavior Through Design』(Liveright Pub Corp)
『松村式 子育て仕掛学』(主婦の友社)など。
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)は、企業の未来を牽引する人材創出のための会員制フォーラムです。人間と社会の健康を俯瞰的に捉えていくための視点について、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
今回は、JCRファーマでコロナワクチン製造のプロジェクトリーダーを務められた岡本 将隆さんにご登場いただきます。
「新型コロナのワクチン原薬を作ってほしい!」
2020年、アストラゼネカ社からの突然の依頼に対して、それまでワクチン製造を経験したことのなかった「チームJCR」はどう挑んだのか?
感染症が日本全体を不安に陥れ、一刻も早いワクチン製造を!という時間的なプレッシャーに加え、ロットアウトは認められず、安定したワクチンを製造できる体制づくりという品質的な重圧をどう乗り越えていったのか?
岡本さんに、その舞台裏や成功の秘密についてお話を伺います。
そして、この経験から見えてきた、今後の日本の課題について、参加者の皆さんと一緒に議論を進めていきましょう!
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
岡本 将隆 氏
JCRファーマ株式会社
研究本部 創薬研究所
トランスレーショナルリサーチ推進ユニット ユニット長
兼 プロジェクト推進室 室長
(TR:トランスレーショナルリサーチ)
【略歴】
1982年兵庫県出身。大阪薬科大学修士課程を修了後、日本ケミカルリサーチ(現JCRファーマ株式会社)に入社。
入社から10年以上、生産部門でバイオ医薬品のGMP工場の立ち上げ、技術移転、GMP査察対応等を経験。その後研究部門にて遺伝子治療の研究開発に携わる。
2020年、アストラゼネカ社より新型コロナワクチンの受託原薬製造の話を受け、プロジェクトリーダーとして日本で承認取得済みのワクチンの日本での製造第一号を成功に導く。日本政府やCOVAXを通じて海外へのワクチン支援に貢献。
現在はアカデミア発の医薬品候補物質の橋渡し研究や、社内プロジェクト推進の部門責任者としての業務を行っている。
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WHGC Game Changer セミナー
「国土学」で解き明かす日本人と国土の未来
~日本人と日本の国土を俯瞰的に理解するために
大石 久和 氏(全日本建設技術協会 会長/国土学総合研究所長)
2022年12月8日(木) 17:00~18:00 オンライン配信 <WHGC会員限定企画>
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)では、Game Changer セミナーと題して、人や社会の健康をより良くしていくために、持つべき視点や世界の捉え方について、ゲストをお招きし、お話しを伺い、そして意見を交流していく対話型セミナーを定期的に開催しています。
今回は、「国土学」の大石久和さんをお迎えします。
大石さんは、あの東京湾アクアラインを作った人です!
国交省を経て、国土政策研究所長、土木学会 会長を歴任。
日本のインフラ整備に取り組まれ続けてきた大石さんが、提唱するのが 「国土学」です。
「国土に働きかけなければ国土からの恩恵は得られない」とし、日本国土の自然・地理的条件や、日本人特有の歴史観・死生観を、諸外国と比較しながら多角的に分析され、日本に適した国づくりの方針を提言されています。
コロナ禍で、日本はなぜ都市封鎖(ロックダウン)ができなかったのか?
欧州の「紛争死史観」に対する、日本の「災害死史観」など、日本人をそして日本を捉え直すことで、私たちがどこに向かうべきなのかを、お話いただきます。
<スピーカー>
一般社団法人 全日本建設技術協会 会長
国土学総合研究所長
大石 久和 氏
【略歴】
1945年兵庫県出身。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、1970年建設省(現、国土交通省)入省。道路局長、国土交通省技監などを歴任。
2004年退官後、国土技術研究センター理事長、土木学会会長などを経て、全日本建設技術協会会長、国土学総合研究所長(オリエンタルコンサルタンツ最高顧問)を兼務。
国土に働きかけなければ国土は恵みを返さないと考える「国土学」を提唱。国土、インフラ、歴史、民族、宗教などを体系的に哲学化。
著書に『国土と日本人 災害大国の生き方』(中公新書)。『国土が日本人の謎を解く』(産経新聞出版)、『日本人はなぜ大災害を受け止めることができるのか-グローバル時代を生きるための新・日本人論』、『「危機感のない日本」の危機』(共に海竜社)などがある。
「 見えないものを『みるチカラ』の育み方 〜神岡でのニュートリノ研究から 」
by 梶田 隆章 氏(東京大学 宇宙線研究所 教授/2015年ノーベル物理学賞受賞者)
2023年1月17日(火) 17:00〜18:00 開催<WHGC会員限定企画>
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)では、Game Changer セミナーと題して、人や社会の健康を画期的に変えうる可能性のある、技術や研究、事業などを手がけている方をゲストにお招きし、お話しをお伺い、そして意見を交流していくイベントを定期的に開催しています。
2023年の第1回は、ニュートリノが質量を持つことを発見した功績により、ノーベル物理学を受賞した、梶田隆章さんにご登場いただきます。梶田さんは、WHGCのアドバイザーであり、学術会議の会長などアカデミア界で多くの要職に就かれています。
ニュートリノという原子よりもさらに極小な素粒子をどうやってイメージし、それが質量を持つことにどうやって気づき、超巨大なカミオカンデの建設など、その思いを研究者として、どうやって持ち続けていったのか?
最も大きな宇宙と最も小さな素粒子が「見えるチカラ」を、身につけていくヒントについて伺っていきます。
<梶田氏よりひとこと>
「私たちの研究は、人や社会の健康を画期的に変えることには役に立たないと思いますが、私たちの研究の経験を紹介することが、皆様の人や社会の健康を画期的に変えようという努力に対して何らかのお役に立つこともあるかと思い、お話をさせていただきます。」
<スピーカー>
東京大学 宇宙線研究所 教授
2015年ノーベル物理学賞受賞者
梶田 隆章 氏
【略歴】
東京大学理学部附属素粒子物理国際研究センター助手、東京大学宇宙線研究所助手、助教授を経て1999年9月より教授。2008年より2022年3月まで14年にわたり宇宙線研究所長を務める。
岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下1000メートルに設置された実験装置「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加。
「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により、2015年にノーベル物理学賞を受賞。1999年に仁科記念賞、2010年に戸塚洋二賞、2012年に日本学士院賞、2015年に文化勲章受章、文化功労者。
現在は、大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)は、2022年10月より、いよいよ本格的に活動をスタートし、10月17日には、WHGCフォーラムを開催いたします。
これに先駆け、日本の科学技術政策を率いて来られた原山優子さんをお招きして、科学技術イノベーションと人財育成について、お話を伺います。
Society 5.0 の実践といった未来社会を構想し、実現に向けて進んでいくときに、重要な視点や行動原理について語っていただきます。ぜひご視聴ください。
<原山氏よりひとこと>
これまでの延長線上で産業を語る、あるいは科学技術を語るということはできないだろうというのが、科学技術政策を考えていく上でのすべての議論の立脚点でした。これから情報化がさらに進むと、もののつくり方、生活の仕方がドラスティックに変わっていくからです。 では未来の価値を創出していくために大切にすべきことは何か?
アイデアと行動力をもった人たちが増え、チャレンジできる仕組みができることの必要性についてお話しします。
<スピーカー>
東北大学 名誉教授
原山 優子 氏
【略歴】
1996年にジュネーブ大学にて教育学博士取得。1997年には同大学経済学博士取得。1998年からジュネーブ大学経済学部助教授、2001年から経済産業研究所研究員を経て、2002年より東北大学大学院工学研究科教授に就任、科学技術イノベーション政策、産学連携、大学改革などに関する教育・研究に従事。2006年~2008年に総合科学技術会議非常勤議員、2010年から経済協力開発機構(OECD)の科学技術産業局次長を務め、2013年~2018年総合科学技術・イノベーション会議常勤議員。2020年〜2022年理化学研究所理事。東北大学名誉教授。